曳家工事

藤沢市の株式会社 長谷川土建では、昭和42年の創業以来、半世紀以上に渡り、「曳家」工事を弊社の事業の柱の一つとして、数多くの現場で曳家工事を成功させてきました。

お客様の思いと愛着のある家をともに、安全確実に移動させるという覚悟をもとに、全精力を傾けて現場に伺います。

曳家工事について

曳家(ひきや)とは、建築物を解体せず、そのままの状態で移動する建築工法です。別名引舞(ひきまい)、曳舞(ひきまい)とも言います。

曳家のニーズ

土地区画整理事業、歴史的建造物の維持や保存、その他建築物を解体せずに別の場所へ移動する必要が生じた場合などに、曳家による建築工法は非常に有効と言われております。昨今では、土地の有効活用や相続による曳家のニーズもあります。

曳家の工程

①新基礎工事:移設先となる位置に新らたな基礎工事を施します。移設位置と新基礎がラップ(重なる)する場合は、既存位置で1.2m位ジャッキアップし床下において既存基礎の解体、新基礎の施工をします。

②レールセット:既存基礎に穴をあけレールを建物の重量に合わせ碁盤の目の様に土台の下に配置します。

③ジャッキアップ揚方工:配置したレールの下に油圧ジャッキを所定の位置にセットし、建物の水平を常時レベルを合わせながら揚げて行きます。

④ジャッキアップ揚方工の続き

⑤移設工は新基礎に移設移動及び回転し定着をします。こちらは家の背面から見た様子。画面左手方向に移動していきます。

⑥移設工の続き

新基礎の上に移動が終わり、ジャッキを下げながら、①で築いた新基礎に定着させます。

曳家のメリット

建物を壊すことなく移設させる曳家は、「住み慣れた愛着のある今の住宅」に暮らし続けられることが最大のメリットです。曳家工事のプロフェッショナルである当社では、数多くの現場で得られた経験と知識で、家を傷めることなく移設させるというミッションを確実に行います。数十トンから百数十トンの住宅の重みと、家のもつ歴史の重みを理解し、お客様の思いを確実にカタチにします。

また、以下の費用や納期においても、新築と比べたメリットが挙げられます。

費用や納期

一般的に、木造の戸建てを新築するには、100日くらい(3ヶ月〜3ヶ月半)が必要とされます。一方、仮に敷地内で20〜30mの曳家による移動であれば60〜70日くらい(2ヶ月〜2ヶ月半)で終わることがほとんどです。

また、上述の工程でお見せしたような工事あれば、同じ条件の建物を新築する工事費のおよそ1/3ほどで納まることがほとんどです。またこれらの工事に、お化粧直しや種々をリフォームなどを加えても、新築の工事費の1/2で納まることがほとんどになります。

曳家工事の事例

曳家工事を始めとした施工事例は、最新ニュースでもご案内致します。

曳家工事のビフォア&アフター 盛土をして、既存の位置より高くした土地に曳家施工をした土蔵の様子をご覧いただけます。

画面中央のスライダーを動かすと、曳家のビフォア&アフターを比較できます。

築120年推定160トンの曳家施工のタイムラプス映像。

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株式会社 長谷川土建

〒252-0822 神奈川県藤沢市葛原2243番地

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